色んな方法・ノウハウ・裏技まとめ

知っておきたい豆知識や裏ワザ、話題のテクニックを配信!

【知っておきたい!】家庭菜園の裏ワザやノウハウ

一度はやってみたいと思う家庭菜園ですが、育て方がわからなかったり、上手く育たなかったりすることがありますよね?
そこで今回は家庭菜園の裏ワザやノウハウをご紹介します!

 

f:id:BANANAsan:20190312120118p:plain

家庭菜園


●種まきから肝心
種まきは育てたい野菜によって方法が違います。
プランターに種を蒔く方法は主に4種類あり小さい野菜、大きくなる野菜、菜っ葉類という風に部類して種まきをします。

・条蒔き(すじまき)
条蒔きはほうれん草やにんじんなどの野菜にオススメの種の蒔き方です。
種まきの中で一番基本的な種の蒔き方でプランターの土に溝を作り、筋状に種を蒔いていく方法です。
短期間で育つ野菜にもこの方法が使われているのですが、間引きや追肥の手間もあまりかからないので初心者にオススメの蒔き方です。

・点蒔き
一定の間隔でくぼみを作ってから種をいくつか蒔いていく方法がこの点蒔きです。
大根やリーフレタスなどを作る時の蒔き方で種を節約しながら蒔くことができ、間引きの手間がかかりません。

・千鳥蒔き
千鳥蒔きは野菜を大きく育てたい時に使われる蒔き方で、左右交互に種を蒔いていきます。
この方法だと育っても風通しが良いまま育てることができますし、プランターの大きさを最大限に活かす事ができます。

・ばら蒔き
一番簡単な方法がこのばら蒔きで、土に種をバラバラ蒔いていきます。
ほうれん草やベビーリーフに使われる蒔き方で、密集していても育てられる野菜や収穫量を増やしたい野菜向けなのですが種を多めに使わなければいけない事と、間引きが面倒というデメリットがあります。

●苗から育てる場合
種からではなく、ホームセンターなどで苗から育てる人も少なくないはずです。
少しでも健康で美味しい野菜を育てていただくために苗選びのポイントをお教えします!

・売れ残った苗はダメ!
売れ残った苗は大体状態が悪いです。
老化してしまってふにゃふにゃした状態になってしまったり、購入して育てても直ぐに枯れてしまう可能性が高いです。

・変色しているのは避ける
葉や茎変色している苗は、病気になっている可能性が高いです。
また、葉を虫に食べられているものはそこから病気が発生してしまう場合もあるので注意して下さい。

・元気な苗を選ぶ
元気な苗の特徴は茎が太くて葉が厚く、色も濃いです。
そして苗が入っているポットが大きいと、根が育ちやすいのでオススメです。
また、野菜によるのですが葉の数もしっかり確認して下さい!

●水やりにもコツがある!
水やりは野菜を作るうえで大切な事なのですが、ただ水をあげているだけでは枯らしてしまったり、上手く育たない原因となってしまいます。
この作業は知らず知らずの内に失敗しやすいですし、間違った知識がついてしまっている可能性もあります。

・水のやりすぎに注意
水をあげればあげるほど野菜は元気になり・・・ません!
特にプランターでの家庭菜園は水をあげすぎてしまうと根が腐ってしまう可能性があるのです。
野菜にとっては水も大切なのですが酸素も同じくらい大切で、水をあげすぎてしまうと根に酸素が行かなくなってしまいます。

・水をあげるタイミング
芽が出るまでは乾燥しないよう気をつけながら水をあげるようにして下さい。
その後は土の表面が乾いてきてからみずをあげるようにすると、根が酸素を取り込むことができるので病気になりにくくなります。
常に土に気を配らなければいけないのですが、野菜が一番健康に育ってくれるのでオススメの水のあげ方です。ただ、やり忘れには注意して下さい。

もし、水やりを忘れてしまいそうな人はいつも決まった時間に水をあげるのも一つの手段です。
しかしこの方法にはデメリットがあり、乾燥しすぎたり水をあげすぎたりしてしまう可能性があります。
それを阻止するために水をあげると色が変わりやすい土を選ぶことをオススメします。

水をあげる時間についてなのですが寒い地方は夜に水をあげると夜間に凍ってしまう可能性があるので朝方あげるのがベストです。
しかし、夏は朝あげると直ぐに乾燥してしまいますし野菜は夜に生長するので、夕方から夜に水をあげるほうがいいですね。

そして実を収穫する野菜や背が高くなる野菜は必ず根元に水をあげるようにしてあげて下さい。

●間引きをして元気な野菜を作ろう!
育ってきた野菜がプランターに狭そうになっていますよね?
このまま育ってしまうと、野菜が栄養を奪い合って貧弱に育ってしまったり病気の元となって他の野菜にうつってしまう可能性もあるので、間引きは野菜を育てるうえでとても大切な作業になってくるのです。
間引きをすると風通しが良くなり、栄養を十分摂取できるので成長がよくなったりと良いこと尽くめなのです。

・芽が出た直後
野菜の芽が出て、葉が重なりあってきたらそれは間引いてあげるタイミングです。
手で抜いてしまうと他の株を傷つける原因にもなりますし、小さいのでピンセットを使用して間引くのをオススメします。
野菜の芽同士の感覚が2センチから5センチ空けておくのがベストですね。

・本葉が何枚かでてきたら
基本的に本葉が1枚、2枚でてきた位がベストです。
株同士の葉が触れ合ってきたら他の株より見た目が弱々しいものを選んで、根から抜くようにして下さい。
もし根が他の健康な株と近かったら無理に抜かずに根元からハサミで切ってしまうようにしましょう。
切った葉はサラダなどにして食べてしまっても大丈夫です。

・成長して込み合ってきたら
野菜が成長していく中で虫に食べられてしまったり、葉の色が違うものや成長が遅い株を間引いてしまいましょう。
ある程度、成長してしまっているので根から引き抜いてしまうと穴が空いてしまうのでそこはキチンと埋めるようにして下さい。
もしも抜きにくかったらスプーンでくり抜いてしまうといいです。

追肥で栄養を定期的に!
初めて野菜を植えた時に肥料をあげたと思いますが、肥料の栄養は時間が経つと共に効果が薄くなってきたり、成長に合わせて足りなくなってきたりします。
そこで、肥料を野菜の生長に合わせて追加してあげることを追肥といいます。

・株の根元に肥料を置かない
ついついやってしまいがちな失敗なのですが決して野菜の根元に追肥しないようにして下さい。
根元に肥料を与えてしまうと、栄養をあげすぎた状態になってしまったり、根を傷めてしまう原因にもなります。
なので肥料を上げる際はできるだけ根元から離れたプランターの壁面などに追肥してあげるようにしましょう。

●肥料の種類
追肥に使用される肥料ですが、色んな種類があります。
自分の家庭菜園の特徴や野菜の状況に合った肥料を使い分けるようにして下さい。

液肥
即効性があるのがこの液肥なのですがこれはプランターでの家庭菜園には向いていません。
何故かというと水を与えるたびに溶け出してしまうため、肥料の効果が無くなるのが早いのです。
葉の色が変わってきた時など、急いで栄養を与えたい場合以外はあまり使用しないほうがいいです。

・化成肥料
液肥の次に効果が早いのですが化成肥料には一種類の栄養しか含まれていないものと、窒素・リン酸・カリが含まれている複合型などがあります。
窒素・リン酸・カリは野菜が大量に必要とする要素なので複合型の化成肥料を選ぶようにしましょう

・緩効性肥料
一番効き目が遅いのがこの緩効性肥料なのですが何故効き目を遅くできるのかと言うと、肥料の表面が溶けにくいように特殊な加工がされているのです。
この緩効性肥料はゆっくり効いてくるうえに長持ちするので一定の栄養を与え続けることが可能な肥料なのです。

●美味しい野菜を作りましょう!
コツを押さえれば家庭菜園で美味しい野菜を作ることが簡単にできてしまいます。
そのためにはしっかり野菜の事を勉強して、丹精込めてお世話をしてあげましょう。
自分で作った野菜はきっと、どの野菜よりも美味しいはずです!